金銭感覚というものは年代によって異なる場合があります。
そんな年代によって異なる金銭感覚を調査しているのがSMBCコンシューマーファイナンスです。
2020年最新の調査結果が出ました。驚くことに貯蓄無しは20代で19%、30代で20%、40代で23%となっています。こうしてデータとして見ると結構多いような気がしますね。
20代のお金の使い方に変化
2017年頃から若い年代のキャッシュレス化が増加し、2020年はサブスクなどの利用も増え、若い人ほど「モノを持たない消費」をする傾向があるそう。
年代別・安心できる貯蓄の理想額は?
安心できる貯蓄額の平均として20代は4,016万円、30代は5,524万円、そして40代は5,845万円となっています。
貯蓄のある人とない人の開きが今後どんどん広がっていきそうです。
自由に使えるお金が減っても持ち物は高価になる
毎月のお小遣いの平均額としては、全年代で前年比減少となっています。
20代 | 28,760円 |
30代 | 26,684円 |
40代 | 27,085円 |
このような結果になっています。
これではなかなか自由に遊んだり飲みにいける金額ではないですよね。先輩や上司として部下におごっている人は15%しかいないというのはなかなか寂しいご時世となっています。このお小遣いではおごりたくてもおごれないのが実情でしょう。
こういったことも会社内での人付き合いが希薄になっている要因のひとつかもしれません。
それでも生活費もなにかしらかかってしまいますし、ましてやストレス社会ですから、自分なりの趣味でストレスを発散するとなるとお金もそれなりにかかってきます。
こうした背景もあり実は消費者金融を利用している年代は30歳~40歳が34%、そして40~50歳代が36%と、30~50歳が実に70%にもなります。
しかし50~60歳代も17%と20歳代よりも多く、年収が上がるけれど、非正規雇用の人が増えてる影響もあってか、お金に困っている状態の人が実は多いという実情が浮かび上がってきます。
男女比はわずかで男52:女48という結果が出ています。
計画的に利用する分には消費者金融はとても助かる存在と言えます。銀行はやはり審査の難易度が高く、貸し渋りがあるので、消費者金融の方が審査も早く手軽な印象があると言えます。