家賃滞納時のケースについてみていきましょう。

まず、家賃滞納したら、初期段階では電話連絡、郵便物、自宅への訪問で「家賃支払いの催促」です。

また、家賃プラス遅延損害金の利息を支払う必要があるでしょう。

電話連絡

家賃滞納がわかったら、まずは本人に電話連絡がいきます。

もし、大家さんとの直接やりとりがある方は、大家さんから電話がきます。不動産を通して契約している場合は、不動産の職員から電話連絡がきます。

ただ、支払いを忘れていただけであれば、すぐに支払いをすれば何も問題はありません。

内容証明による郵便物

もし、不動産会社などからの電話連絡に出ないことが続くと、「郵便物」による催促が行われます。時に「内容証明」によって郵送されることもあります。

内容証明というのは、「いつ、どのようなことで、誰から誰に郵送されたか」を証明できるシステムです。このシステムによって「自宅に届いていません」という言い訳ができなくなります。

電話連絡に出られず郵便物で滞納に気づいた時には、差出人にすぐ連絡をすることで、支払う意思があることを伝えられ、悪い印象にはならないでしょう。

自宅への訪問

上記の、電話連絡、郵便物での催促に応じずにいると、自宅に催促のため訪問されることになります。

そうなると、ご自身も心理的に不安感を覚えるでしょうし、お互いに良い気持ちはしませんから、延滞している時点で「支払う意思がある」ということを先方に伝えておくようにしましょう。

連帯保証人に連絡がいく

上記のような手段で本人と連絡が取れないことが続いたり、本人が支払うことが難しいとなると「連帯保証人」に連絡が行くことになります。

一般的には、両親や兄弟、扶養者などの三親等以内が連帯保証人となります。

家賃滞納した際の利息、遅延損害金は?

家賃を延滞すると、通常家賃以外に遅延損害金として利息を支払うことが求められます。

契約書に遅延損害金について記載されていなければ、民事の法定金利の年5%の利息で計算されます。契約書に記載されている場合は、最大でも14.6%の利息となり、それ以上の利息は支払う義務はありません。

この利息が発生するのは、通常の家賃支払い期日の翌日からとなります。

家賃滞納後の対応は?

 これまで、家賃滞納した際の状況について説明してきましたが、ここでは家賃滞納後の実際の対応内容についてご紹介します。

大家さんや保証人への相談

家賃を払いきれず延滞してしまった場合、気持ちは進まないかもしれませんが、支払いできないことがわかった時にすぐに大家さんに連絡を入れましょう。

支払日に家賃が払えないことを理由に、大家さんが即解約をすることは民法によってできないことになっていますので、解約の心配はありません。大家さんに事情を説明し、支払い方法の相談をしましょう。

「家賃の半分をひとまず払うなどの、分割支払いが可能か」などご自身が現状可能な支払い方法を提案し、大家さんに家賃を支払う意思があることをきちんと意思表示することが大切です。

契約内容を確認する

家賃を支払える見込みがない場合には、契約の解約について、契約書の内容を確認しましょう。

先方から解約できるようになるのが、家賃滞納から2?6ヶ月と期間にはばらつきがあります。ご自身から解約を申し出ることが一番ですが、強制退去にならないよう事前に契約内容を確認するようにしましょう。

専門家に相談する

家賃滞納時に不明な点がある場合、内容が内容だけに相談しづらいですよね。そんな時は、専門の相談機関や連帯保証人、弁護士などに相談をしましょう。

無料の相談機関もありますので、一人で抱え込んで最悪な状況にならないよう、第三者に相談をしてみることもおすすめします。連帯保証人などの身内から一時的にでもお金を借りるという手段もあります。

このような状況で重要なのは、言われるまで待つのではなく「自分から連絡を取り、行動して行くこと」ですよ。