「お金を借入れたいけど通帳残高が0円・・・」
こんな場合でも、カードローンを利用することは可能なのでしょうか?

通帳残高が0円ですと、「返済能力なしと判断されてしまうかも?」と不安な方は多いようです。果たして事実はどうなのでしょうか?

今回はそんなあなたの疑問をスパッと解説します。

■ 通帳残高が0でも借りれるカードローンはあるか?

カードローンの審査に銀行の通帳残高は影響しません。

そのため、ほとんどのカードローンを利用できます。とくに消費者金融系は通帳残高0円だとしても、まったく関係ありません。

というのも、消費者金融系は審査で通帳残高をチェックすることがないからです。

カードローンの利用条件は「安定した収入」ということになります。残高がどれくらい残っているかが重要では無く、今月も来月も決まった給与が振り込まれるかどうかです。

それを月末までに使い切っていたとしても問題はありません。

逆に、銀行口座にかなりの預金があったとしても、無職だとカードローンの利用はできません。

毎月安定した収入を証明しなければならない審査のひとつが「在籍確認」の審査です。申告した会社に籍があり、そして働いて給与を貰っている事の証明になります。

実際に50万円以上の借入を申し込んだ場合は「収入証明書」の提示が必要になってきます。

申込時に通帳残高を記入させる業者というのは聞いたこともありませんし、業者側で勝手に残高をチェックできる方法はありません。

銀行口座の残高証明書の提出を促されるのは法人か個人事業主くらいでしょう。

そのため、通帳残高が0円でも審査の合否に影響するようなことはありません。

■ 銀行系カードローンの中には残高が0だと利用できないこともアリ!

銀行系カードローンの場合でも、通帳残高が審査に影響することはほぼありません。

銀行系カードの審査は銀行が行っているのではなく、保証会社が担当していることがほとんどだからです。

保証会社には通帳残高を知るすべはないため、審査に影響するようなことは考えられません。

ただし、一部の銀行系カードでは、「当銀行の口座残高10万円以上」などと申込み条件が決まっている場合があります。

これは目的ローンや、かなりの高額融資の場合になります。ですので消費者金融は関係ありません。

ちなみに、こうしたカードはそれほど多くないですが、地方銀行ではたまに見かけます。

このようなカードですと、残高0円の場合は利用できません。

■ まとめ

ほとんどのカードローンは、通帳残高が0でも利用できます。

カードローン会社は通帳残高を聞いてきませんし、調べる術も持っていませんので全く無関係と言っていいでしょう。

大事なのは毎月の安定した収入です。そして返済能力です。

とくに消費者金融系カードローンは、まったく影響を受けないので安心してください。

そもそも銀行に貯蓄がある方の場合は、消費者金融で新たに借入をしようと思う人は少数派だと思います。

もし、定期での貯蓄で引き出せないから消費者金融で借りようとしてる人がいるのであれば、出来る事なら、定期を解約してでも、消費者金融での借入は回避したほうが賢明です。

何故なら消費者金融は決して安くはない利息が付いてしまうからです。

いずれにしても貯金残高とカードローン審査は無関係にはなりますが、全体的な計画をしっかりたてて利用したほうがよいでしょう。