業界トップを走るプロミスが新たなサービスの導入を始めました。

自動契約機で顔認証機能を導入するのです。この顔認証システムは驚くことに、目視よりもその正確さが上回っているというスゴイ最新の技術が用いらています。

それでは顔認証機能の詳細やこのシステムを導入する理由、そして今後について解説します。

どうやって顔認証をするのか

そもそも顔認証とは、
「目・鼻・口」の3つの特徴によって顔の特徴を検出し、データと照合し尚且つ認証するシステムを言います。

このシステムは、例えばスマホのロック解除にあるような、覗きこむだけの認証や指紋認証等よりもグンと誤認識がなくなり、正確な識別を可能としています。

もちろん面倒なパスワードなどを覚えておく必要もなく、当然ながら情報流出の心配もありません。

プロミスが今回取り入れた顔認証の最新の技術によって、より一層安心してサービスを利用できるようになりました。

従来の自動契約機は、モニターの向こうには担当者がいました。モニター越しに身分証明書のコピーを受け取り、身分証と顔を確認していました。

目視でも十分ですが、顔認証を導入する事でヒューマンエラーが無くなり、さらに審査の精度が上がると思われます。

消費者金融にとってなりすましは頭痛の種だった

消費者金融は今まで他人がなりすまして契約する事に頭を悩まされていました。

特に自動車免許証は映りが悪いので、兄弟姉妹が本人確認書類を持ち出すと、他人の目からは判断が難しいのです。

なりすましで得たお金は、反社会的勢力に流れ二次被害、三次被害に繋がります。

今回の自動契約機導入で、顔認証を機械が行ってくれるようになり、手間と時間が短縮されることになったのです。

顔認証の効果は90%以上

この顔認証機能、どの位の制度でなりすましかを判定してくれるかと言うと90%以上とされています。

少しでもおかしいと思う人はエラーが出るようになりますので、人の目や追加の確認書類で本人確認を行う事が出来ます。

無人契約機の特徴である、免許証やパスポートを機械が読み込んで、モニターの向こうにいる担当者にコピーが送られるというシステム。

画質がさほど良くないコピーの証明写真と、モニター越しに見る来店した申込者の顔を見分ける事は、ほとんどミスは無いかもしれませんが、悪意を持って、似ている特徴を持った人物が申し込んで、本人確認の審査に通過する可能性もあります。

そうならないためにも、顔認証機械の精度が効果を上げる事になるのでしゃないでしょうか。

プロミスが採用した顔認証の具体的な技術について

今回、プロミスの自動契約機に採用された技術は、NECの顔認証エンジン「NeoFace」というものです。
実はこのNECの顔認証技術は、世界トップの評価をされていて、例えば顔の表情や角度が違っても判別可能なのは当然、更には髭やメガネなどを付けていてもきちんと顔認証されます。そして驚きなのは10年前の写真だったとしても正確に識別できるという技術を誇っているのです。
認証制度は99.2%、米国が実施した顔認証テストにおいて4回連続で一位を獲得するなど、文句なしで世界一の顔認証システムといえます。

なりすまし防止は他の企業に波及していく可能性

不正借入申し込みなど、成りすましが後を絶たない現状の中、金融庁が大変厳しくこの対策を指導しています。

そのため、今回のプロミスの動きは他の消費者金融にも波及していく可能性があるのです。おそらく数年後には、全ての金融機関で顔認証が導入され、完全ななりすまし防止が実現するでしょう。

この顔認証の導入によって、不正に入手した身分証などでの借入はほぼ不可能となりますので、より安全かつ安心なキャッシングが出来るようになりそうです。

安全性の高いプロミスの活動に、今後も注目してみましょう。

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