プロミスには通常のカードローンとは別に「おまとめローン」があります。

上限は300万までとなっていて、最長で10年の間に完済することができます。

但し、プロミスでおまとめローンが可能なのは、他の消費者金融やクレジットカードからの借入をおまとめする場合に限ります。

プロミスのおまとめローンは通常のカードローンより借入金額が多いため、審査基準が難しく、審査落ちしてしまう人も多いのが事実です。

その多くの原因は総量規制に引っかかってしまい、年収の三分の一までしか借りれないからです。

では、プロミスのおまとめローンに審査落ちしてしまう人の傾向を紹介していきます。

1.年収と総量規制

おまとめローンは大きな金額になるので、年収と既に借入している金額のバランスが重要視されます。

当然、総量規制も関係してきます。年収の三分の一まで借入可能だとしてもギリギリのラインではやはり審査に通りづらくなってしまいます。

2.安定した収入が見込めるかどうか?

まずは年齢、職場、雇用形態、勤続年数などをチェックされます。

おまとめローンは、通常のカードローンよりも長期返済となるケースが多いため、より安定した収入が見込めかどうかを審査する必要があるのです。

そのため、一部の金融機関では非正規雇用、自営業者は融資対象から除外しているということもあります。

これは通常カードローンで借入する場合も同様ですが、やはり正社員や公務員などのほうが審査に有利な場合があります。

そういった面ではアルバイトや派遣ではおまとめローンの審査は通りづらい場合もあります。

3.収入のうち、どれくらい返済に充てることができるか?

賃貸で暮らしている人は当然毎月、家賃に充てるお金がかかりますので少し不利になってきます。

あるいは他にローンはあるのか?なども当然調査されます。

他社での借入が数社あり「多重債務者」となってしまっていると審査に通るのは難しくなります。

4.「ブラックリスト」に注意

通常のカードローンも同様ですが、自分の信用情報が「ブラックリスト」扱いになっていた場合は当然ながら、おまとめローンの審査には通りません。

更に言えば、おまとめローンは借入金額が大きくなっていて、返済期間もそれに伴い長くなるので、より厳しい審査が行われるのは当然です。

●ブラックリスト扱いでおまとめローンに審査落ちしてしまう人のケース

・現在、他社への返済で延滞してしまっている

・過去、2〜3ヶ月以上の延滞歴の経験がある

・過去10年以内に債務整理や自己破産を行った

・過去5年以内に自分で債務弁済や保証会社の代位弁済をした

・過去5年以内にカードローン等で強制解約をされた経験がある

等、これらはブラックリスト扱いとなり、CICやJICC等の信用情報機関にデータが残ってしまっていますので、審査落ちする可能性が高いでしょう。

また、上記のケースでなくても直近6ヶ月以内に複数のローンの申し込みをしている方も要注意です。「申し込みブラック」というものが存在し、これも信用情報の履歴に残っています。

但し、この申し込み履歴は半年~前後で消えると言われているので、前回申し込みしてから半年以上が経過していれば問題ないでしょう。

自分の信用情報はスマホなどから簡単に開示して取り寄せることができます。値段も1000円前後ですから、おまとめローンに申し込む前に一度チェックしておくと安心かもしれません。

主な金融機関が利用している信用情報機関は
日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)、一般社団法人 全国銀行協会「全国銀行個人信用情報センター」(KSC)の3社になっています。

いずれの3社は情報連携しており、どこで取り寄せても内容に大きなばらつきはありませんので、気になる機関を選んで取り寄せてみましょう。

では安定した収入がない、あるいはブラックリスト該当者はどうすればいいのか?

少しでも利息を減らし、なるべく早く完済をしたいからおまとめローンをしたいはずなのに、この審査に通らないとなると、ではどうすればいいのか?途方に暮れる方も多いでしょう。

多重債務に陥ってしまっていて、毎月の返済が困難になっている状況であれば、新たな借入ではなく、債務整理も視野に入れて考えてみる方が明るい将来に向けた計画が早くなる可能性があります。

どうしても債務整理ができない場合であれば、副業を始めたり、生活レベルを下げるなどの工夫をしていくしかありません。

個人によっても利用状況が違うので一概にはいえませんが、おまとめローンを検討しているのであれば、一度気軽にプロミスのコールセンターにと問い合わせてみると審査に通りそうかどうか、相談にのってくれますのでおすすめいたします。