最近では消費者金融のCMも盛んになり、昔とは「消費者金融」のイメージが変わってきています。
いよいよ2022年4月1日から施行されることとなった「民法の一部を改正する法律」。
2022年になったら成年年齢が18歳に引き下げられることになります。
そうなれば高校生でも18歳以上になれば、保護者の同意なしカードローンやクレジットカードに申し込める可能性が出てきました。
これは今までの日本経済を考えると凄いことですよね。
それではプロミスのアンケート調査結果から現在の高校生の意識調査をひも解いていきたいと思います。
プロミスのアンケート結果を完結にまとめると・・・
〇 カードローンの利用について
≫ 高校生全体の6割超はローン等の利用意向あり
≫ 女子高校生よりも男子高校生の方が利用意向は高い
と出ています。
成人になったらカードローンやクレジットを利用するかもしれないと考えている人が半数以上いるとは驚きですね。
確かに消費者金融の利用者は年々増加していますから納得の結果とも言えます。
情報ソース【高校生への成年年齢引下げを見据えたローン等の利用意向の調査】
〇 ローン等の利用への不安
≫ 高校生の約7割がローン等の利用に不安を感じている
≫ 男子高校生に比べ女子高校生の方が不安を感じている
しかしながらやはり一方ではカードローンの利用に不安を感じてる人が7割のようですね。
お金に保守的な女性の方が不安になりがちなのも当然と言えます。
高校生といえども、成人と変わらない意識という感じですね。
〇 お金の価値判断について未熟
イメージが良くなったとは言え、やはり「借金」には変わりありません。
「キャッシング」から「カードローン」へと名称も変更されてきましたが、返済が重要だという事は、借金の時代もカードローンの時代も変わりません。
お金を借りるという側面だけを捉えると、新卒の給与だけではやっていけないと、20代の利用者は少なくありませんが、その給与の中で返済をしていかなければならないという事も、若い人達は知っておかなければなりません。
ましてや10代ともなると、お金の価値についてはまだまだ未熟と言えます。
義務教育では教えない事だからです。
消費者金融はイメージが良くなっただけでなく、借りやすさも、以前よりもスムーズです。
スマホゲームでの課金を親のクレジットカードを勝手に利用して、支払が大金になるという話も後を絶ちません。
10代ではお金の流れや仕組みをわからないまま使ってしまう危険性があります。
高校生本人よりも、親が抱える不安の方が大きいのではないでしょうか。
〇 ローン等の利用意向と不安の有無
≫ ローン等の利用への不安を抱えながらも利用意向がある高校生は全体の約半数
まとめると、不安はありつつも利用してみたいと考えてるという結果になりますが、就職する前からお金に不安を抱える高校生が多いこの世の中はあまりいいものではありませんね。
一昔前は中高生の将来の夢の中に「公務員」は入っていませんでしたが、現在では憧れの職業トップ3に入っているそうです。
安定した収入に職業が何より大事と感じている=お金の不安が大きい世の中だということですね。
カードローンは計画的に上手に利用すれば生活をより充実させるものとなります。
実際にまだ2022年から高校生18歳からのカードローン利用が可能かどうかは決まっていませんが、実施されたら大学の学費ローンの方法も選択肢が広がり、可能性も広がるかもしれませんね。
〇 まとめ
2022年4月1日に行われる法改正。
その法改正で成人の線引きがどの範囲まで決められていくのかはまだわかりません。
ですが、義務教育である高校生のうちから社会の事、お金の事について学ぶ必要があるでしょう。
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