結論から申し上げますと、
プロミスでは、健康保険証のみでカードローンの審査に通過することはできません。

もちろん、運転免許証を持っていなくても、健康保険証があれば基本的にカードローンは可能なのですが、カードローン審査の際、提出する書類が「顔写真付きの身分証明書」とされてますので、もし健康保険証でカードローンを希望の際は追加で別途1点の書類が必要となってきます。

・健康保険証プラス1点の追加として有効になる書類

健康保険証を使ってカードローンの申し込みをする際に必要なのは、保険証に記載されている現住所が分かる書類となってきます。

例)
・公共料金領収書

・住民票

・納税証明書

などです。

住民票や納税証明書は役所に取りに行かなくてはいけないので、少し面倒な場合も多いかと思いますので、一番手軽なのは公共料金の領収書がいいかもしれません。

その際に、公共料金領収書として有効とされる書類は、電気、ガス、水道料金、またはNHKの領収書などになります。他にも有効な書類はありますので、不明な場合はプロミス担当者に相談してみるといいでしょう。

ちなみに携帯電話の領収書は不可とされていますのでご注意ください。

・保険証でカードローン審査をする際には免許証より注意が必要ってホント?

そうなんです、実は健康保険証は国保や社保などと種類がありますよね。
当然ながら健康保険証の種類が「国民健康保険証」あるいは「社会保険証」なのかでその人の現在の勤務形態が判明します。

・審査に有利なのはやっぱり社保?

社会保険はアルバイトや派遣でも一定条件をクリアしていれば加入できますが、主には正社員=社保というイメージから、やはり社会保険証は審査では少し有利になってきます。

そして国民健康保険証を利用している人は、自営業の方、アルバイト、派遣、日雇いなど、全ての人が該当しています。
(健康保険組合、共済組合、あるいは生活保護、そして後期高齢者医療制度の人などを除く)

収入の安定性という意味から、国保よりも社保のほうが有利になるという意味合いなので、審査の合否に大きな影響はなく、多少、社保の人のほうが利用限度額の上限が高く設定してもらえるという程度なので、それほどは気にする必要はありません。

・社会保険証の場合、勤務先が分かるので在籍確認に有利

当然ながら社会保険証あるいは、○○株式会社健康保険組合といった組合の健康保険証には勤務先が記載されていますね。

よって社会保険あるいは組合の保険証を持っている=該当の会社の社員であると証明することができます。これは在籍確認にもなります。

・社会保険証や組合保険証の加入年数で勤続年数が分かることもある?

社会保険証や組合保険証を見れば勤務先以外にも、なんと勤続年数まで分かるケースもあります。

何故なら健康保険証を見ると「加入年月日」という項目がありますね。この加入年月日がイコールその会社の健康保険などに加入した年月日となるからなのです。

社保や組合の保険証などをお持ちの人の場合、在籍確認の審査の際に電話以外(書類のみで審査を希望する場合)を希望したときに、職場への電話なしで審査に通る確率が高くなるのはこのためです。

こういった保険証を提出できれば、わざわざ勤務先に電話をかけなくても勤務状況が分かるからなのです。

・扶養の人は信用度は低いので要注意!

親や夫(あるいは妻)の健康保険証にはその家族である扶養者の名前が記載されます。

扶養である場合、当人には収入が無いとみなされますので、社会的な信用度が低いのは当然といえます。

当人の収入が社会保険適用条件の1つとなる賃金月額が88,000円以上、つまりおよそ105万以上の収入があれば社会保険に加入できるのに扶養としているケースであれば、当人には収入が無いか、バイトなので収入があっても8万以下の少額であることが自動的に判明します。

稀なケースではありますが、カードローン申し込みの際に、年収が500万円などと記載をし、実際に提出された健康保険証を見ると父親の扶養だったという場合は、当然、虚偽の記載をしたとすぐにバレてしまいます。

こういった様々な事情からもカードローン審査で健康保険証を提出する際には、年収なども含めて要注意です。

・プロミスに本人確認書類として「社会健康保険証」を選んだ際、住所の書き忘れに注意

社会健康保険証には住所の記載がありませんから、住所は裏面に自分で手書きで記載する形式となります。

健康保険証は両面コピーをして提出するように言われるので、その裏面に住所を書いていないと本人確認書類としてみなされない為、忘れないようにしましょう。

(国民健康保険証の場合は住所記載があるので裏面の住所記入は不要)

・まとめ

プロミスの在籍確認は、免許証以外でもできる。保険証でも本人確認ができますが、免許証よりも勤務先や勤続年数がすぐにわかってしまうのが最大のメリットであり、人によっては要注意となる場合もある。

電話での在籍確認なしでカードローンを希望する人は社会保険証を提出するとスムーズです。