クレジットカードにも消費者金融と同様に審査があります。
クレジットカードにもキャッシング枠というものがあります。
同じキャッシングを利用するなら、ショッピング枠も利用できるクレジットカードを推しますが、もしかしてクレジットカードのほうが審査が厳しいと思っていませんか?
実際のところどちらの審査が厳しいと思いますか?
もしかしたら同等かもしれませんし、そうでないかもしれません。
クレジットカードと消費者金融では審査はどう違う?
基本的にクレジットカードと消費者金融の審査は、
① クレジットカードは割賦販売法が適用
② 消費者金融は貸金業法が適用
されるため、法律上は審査には関連性はありません。
クレジットカードと消費者金融の審査の関連性はどうなっているのかについて解説します。
・クレジットカードと消費者金融の審査の関連性
消費者金融の審査は貸金業法の総量規制が法定上限になります。
「総量規制」と言われる、年収の3分の1以上の貸付は行えないというのは、この法律から来ています。
一方でクレジットカードの適用法令は割賦販売法となり、こちらでも上限に近い数値は決められています。
但し、両者は別のものなので、審査を行ううえで直接的な関係はありません。
消費者金融はキャッシング、そしてクレジットカードはショッピングローンと言うことになりますが、総量規制に影響するのはキャッシングだけで、買い物でのローンは含まれません。
しかし、クレジットカードにもキャッシング枠はあります。キャッシング枠を利用すると、それは総量規制の範囲内となり、銀行の高額ローンの審査に影響します。
誤解されやすい事ですが、ショッピング枠でのローンは総量規制の対象ではないため、ローンがいくら残っているかというのはカウントされません。
これは新規でキャッシングを行う際に、チェックされる事ではありません。
・個別の会社によってはクレジットカードと消費者金融が審査に影響する
法律上の関連性はありませんが、クレジットカード会社や消費者金融が個々で、キャッシングやクレジットカード枚数を審査に加味している事は考えられます。
特にブランド力がり、金利が低いクレジットカードや消費者金融は、全体の借入額を審査に加味している場合があるようです。
使用していないクレジットカードや消費者金融は解約をしておいた方がいいかもしれません。
消費者金融の場合はお金を借りていなくても解約しない限り審査の影響は見られる場合もあります。
他社の消費者金融への審査の影響はありませんが、前述した銀行の高額ローン審査では影響を受けることになる可能性が高いと言えます。
クレジットカードと消費者金融、法律上の審査の関連性はありませんが、使わないカードは解約しておくことに越したことはありません。
ずっとそのままにしているような把握していないカードが引き出しの中に眠っていませんか?
自身の信用力を底上げる事が出来ますので、できる限り契約カードは少なくするようにしてください。
使っていない無駄なカードを解約することで、信用力があがるのであれば、本当に必要なカードだけを手元に置いておく方が良いでしょう。