「絶対借りれる金融」とは、いわゆる闇金のことです。

大手消費者金融と違い、テレビCMや街の広告で見る事もありません。見る事があるとすれば、駅から路地裏に入ったところに小さな看板のみがあるような店舗です。

なので、街金とも言われ、大手だけでなく中小の消費者金融の審査も通らなくなった方々が流れ着くような金融業者です。

「絶対に借りれる」とはどういう意味でしょうか?

闇金では、過去に金融トラブルを起こしている「金融ブラック」な方であっても、ほぼ間違いなく融資を受けることができますが、それはとても危険な行為になります。

通常の審査では落ちる可能性が高い「金融ブラック」な方でも通ってしまう審査は、あってないようなものなので、最初から絶対に通る審査となっている訳です。

そういった訳ありの方でも必ずお金を貸してしまうのはどうしでしょうか。

というのも闇金は、

① 利息が高く完済できない

② 闇金の被害件数は減っているが、その分被害額は増えている

③ 被害額が大きい分、トラブルも大きい

となっているからです。

超ブラックでも借りることができると言われる、絶対借りれる金融について解説します。

・超ブラックでも借りれる金融の利息

超ブラックでも借りれる金融は、実はほとんど審査を行っていません。形だけです。

審査をしようにも非合法の組織ですので、信用情報機関にアクセスできないためです。

信用情報機関に登録している業者は、銀行も含め大手から中小までほとんどの金融業者ですから、ほとんどの業者間で情報を共有しています。

新規申込みをされた方に対しては必ず情報の照会をするのが信用情報機関です。

闇金に関しては、まともな審査をしないので、信用情報機関に個人情報を照会する必要もないという事でしょう。

借りやすいのも特徴ですが、なかなか完済できないのも闇金の特徴と言えます。

利息は10日で3割のことが多く、最初に借りた金額の3割を差し引かれる形態が一般的です。

今お金がない人が10日後に3割上増しして支払えるわけはないので、借金は1ヶ月で倍以上に膨らみます。

・闇金は大人しくなったは間違い

最近はソフトヤミ金など妙な闇金融が増えています。

なんとなく昔の闇金より優しくなったイメージがありますが、これは間違いです。

一人当たりの被害額は闇金融全盛期と呼ばれた時代より増えていますので、一度顧客になったら最後、執拗に追いかけ回されます。

貸している金額が多くなりますので、貸す側も簡単には諦めないのです。

超ブラックの方でも絶対に借りれる金融には近づいてはいけません。

本当にお金がなくなると、人は計画性が完全に欠如していきます。

簡単にお金が借りれるという事は、それだけ危険だということがわからなくなってしまいます。

多重債務を補填するために多額の借金を闇金からしてしまうと、もう逃げ道は無くなってしまいます。

一攫千金や一発大逆転という話はありません。

お金がない時は自分の物を売る、それでもない時は諦めるようにしてください。