借金返済時に発生する手数料、微々たるものと思っていませんか。

手数料は見落としがちですが、手数料が発生すると実質金利が高くなってしまいます。

何を利用して返済しているのかにもよりますが、返済方法がいくつもあるのは消費者金融のメリットのひとつでもあります。

しかし、楽な返済方法が、最も高い手数料が発生するということも気をつけなければなりません。

見落としがちな借金返済時に発生する手数料について解説します。

提携ATMには手数料がかかる

実は思っている以上に、世の中の仕組みには様々な事に手数料が発生しているのです。

多くの人は、銀行に出向いてお金を引き出すよりも、近くのコンビニATMでお金を引き出すほうが楽だと考えます。

しかし、コンビニに置かれている提携ATMには100円から200円の手数料がかかる業者が大半です。

銀行ATMだと手数料は0円なのに何故かというと、理由は簡単で、財布の中にお金が足りない状態で、すぐにお金が必要だとしたら、すぐ近くで場所を把握しているコンビニのATMを利用するのが手っ取り早いと考えるのは当然です。

それに、数万円のお金を引き出すのにかかる手数料が100円から200円くらいなら「まあいいか」くらいの気持ちになってしまうので、それが毎回、毎月、毎年でいくらになるのか、という計算はしないでしょう。

借入時に手数料がかかったり、借金返済時に手数料がかかったりと色々パターンはありますが、毎回提携ATMを利用していると結構な金額になってしまいます。

大手メガバンクでは、年々手数料が増えていいる銀行もあります。これは把握しないでそのまま引き出しや振り込みをしていると月単位、年単位で結構な金額になるので気をつけましょう。

どのくらいのウェイトになる?

例えば30万円を金利12%で借りている場合、1か月に支払う利息は3,000円程度です。

ここに月3回程度返済や借入で1回あたりの200円の手数料がかかると考えると、利息と合わせた手数料は3,600円になります。

手数料を合わせた実質的な金利は14.4%にも上昇する事になりますから、手数料は小さな金額を借りているなら、かなり大きなウェイトを占めていることになります。

設置ATMを利用する

キャッシング業者が設置しているATMであれば、借入返済の際に手数料はかかりません。

アコムなどの消費者金融では、振込み融資や引落の借金返済を利用することにより手数料は発生しない事が多くなっています。

なるべく手数料がかからないように利用するといいでしょう。

手数料は見落としがちですが、実質金利が上がり折角安いカードローンを探しても意味がなくなります。

カードローンを選ぶときはATM手数料にも気を付けるようにして下さい。