借入の年利って、数字に強くないと何だかよくわからなくありませんか?
年利は利息を決める大事な要素です。
とはいえ、年利なんて知らないままで借り入れを続けている方は多いと思いますが、知っておいたほうが得な場合が多いです。
知らずに借り入れをする事で、得に長期返済の場合は損をする事もあるので気をつけましょう。
借入の年利について詳しく解説します。
年利とは何?
年利とは元本に対する利子の1年間の割合の事を言います。
年利15%で100万円を借りた場合、100万円×15%となる15万円の利息が発生します。
但し、全てのカードローンは1か月ごとに分割して返済していきますので、途中で元本が少なくなり、実際に払う支払利息はこれ以下になります。
お金を借りなければならない時はあまり冷静ではない状態だと思います。
そんな時にカードローンの利息を年単位で考えることなんて出来ないかもしれません。
少額の借り入れならそれほど重要ではないかもしれませんが、高額借り入れで、しかも長期返済となると、年利での計算はとても大事になってきます。
年利から利息の計算方法
年利から利息を計算する場合は、
◆借入残高×借入利率÷365×利用日数
で計算されます。
多くのカードローンは1か月ごとに返済日が到来しますので、100万円を15%で借りて31日後の支払利息は、
100万円×15%÷365×31日=12,739円
になります。
これに元本返済分を合わせて、2万円程度返済していくルールを採用している所がカードローンには多そうです。
年利が低ければ低いほど完済が早くなる
年利が低くなるという事は、日々発生する利息が少なくなるという事ですから、当然同じ金額を返済していれば金利が低い方が完済に近づきます。
100万円を10%で借りた場合の31日後の支払利息は、
100万円×10%÷365×31日=8,493円ですから、
上述の例と比べ4,000円以上支払利息が少なくなるのです。
同じ2万円を返済していけば、元金が減って、次の月から発生する利息も減りますから、どんどん返済が進みます。
年利はコストを決める重要な要素です。
借入期間が長期化する時は、なるべくリーズナブルな年利の所に申し込むのがよいです。
とはいえ、消費者金融はほとんど同じ年利になっていますので、比較するほどのものではないかもしれません。
ですが、毎月の返済額を無理しない範囲で大きく設定して、できるだけ早く完済するように心がけましょう。