カードローンというと無担保カードローンを思い浮かべますが、担保型カードローンというものも実はあります。

消費者金融では「無担保」「無保証人」というのが当たり前となっているので、昔の金貸しや高額融資を経験した事が無い方は、担保なしで審査だけでお金が借りられるシステムしか知らないと思います。

それでも、担保が必要になってくる融資タイプのカードローンがあります。

無担保と担保型のカードローンの違いについて解説します。

・無担保カードローンと担保型カードローンの違いは担保の有無

無担保カードローンには何も担保は要りません。

担保型カードローンは土地や不動産などを担保にしてお金を借りるカードローンです。

沖縄県などは土地柄、軍用地として利用されている土地も多く、軍用地を担保にした軍用地担保カードローンサービスなるものが金融機関から提供されていたりします。

・無担保より担保型の方が金利、限度額がいい

金融機関からすると担保型カードローンは担保を取っていますので、無担保型よりリスクは当然下がります。

リスクが少ないので、担保型カードローンは金利も無担保型より低く、5%や3%といったカードローンでは考えられないほど低い金利で貸し出しを行ってくれたりします。

限度額も担保が信用力となりますので、無担保型では借りられないような与信を受ける事が可能です。

逆に言うと、無担保というのは個人情報や勤務先情報のみで審査判断した上で融資をする訳ですから、借入限度額も少なくなってしまいますし、金利も高く設定されてしまいます。

・担保型カードローンの方が審査に通りやすい

収入が無いと当然無担保型カードローンの審査に落ちますが、不動産を持っていて担保として提供できるのであれば、金融機関としてはリスクが無いので審査に通すことが出来るようになります。

担保型カードローンの方が当然、無担保型より審査に通りやすいのです。

担保型カードローンも無担保と同じように、与信額をあらかじめ設定しておき、借りたいときに借りたい金額だけ借りる事が可能です。

無担保カードローンから担保型カードローンに切り替え、金利を節約することもできます。

担保になる不動産を持っている人は是非検討してみてください。

現在の消費者金融でのカードローンは無担保で保証人なしのものが一般的になっています。誰でも気軽に利用できる反面、審査に通らない方も多いですし、金利も少し高めにはなります。