カードローンの審査で年収や勤続年数を偽ろうと考えたことはありませんか。

確かに、アルバイトやパートで年収が低い事や、転職したばかりで勤続年数が短い事で審査に通るか心配という場合は、誤魔化したり偽ったりする事も考えるかもしれません。

しかし、嘘はバレるだろうから、審査に通らない可能性も覚悟して正直に申告するという方が大半ではないでしょうか。

では、年収や勤続年数に嘘をついたらバレるのか解説していきます。

大きな年収査証はバレる

カードローンサービスを行っている銀行は年収に対して膨大なデータを把握しています。

例えば年収500万円の人が年収1000万円と申告したらどうなるでしょうか。

従業員数、業態、資本金、年齢、勤続年数から銀行はおおよその年収の推測を行っていますので、推測した数字と申告した年収にかい離がある場合、確認が入ります。

場合によっては年収証明を求められることもあるでしょう。

数十万程度の年収詐称はバレないかもしれませんが、スコアリングの結果を大きく良くするような詐称はばれてしまう可能性が高いです。

勤続年数は調べにくいがバレる

勤続年数の詐称は金融機関にとって調べにくいデータです。

在籍確認は個人名でかけますので、勤続年数などの情報を引き出せるわけがありません。

確かに、勤続年数の詐称はばれにくいといえるでしょう。

ただ、勤続年数を1年未満なのに10年とかで申告すると、他のクレジットカードを作った時に信用情報機関に別会社が登録されていて、そこからつじつまが合わなくなりバレる事はあります。

信用情報機関には、過去に金融機関を利用した際の勤務先情報が掲載されている事が多いです。

もちろん金融機関を利用していなければデータは残りません。

しかし、銀行での大型ローンやクレジットカードの利用、信販会社を利用したショッピングのローン、さらには携帯電話の契約情報も信用情報機関にデータとして残ります。

その都度、勤務先の情報が更新されるとしたら、勤続年数や年収は誤魔化す事が難しいかもしれません。

ですので、スコアリング審査を実際よりも大きく誤魔化すほど詐称するのは難しいでしょう。

年収の詐称や勤続年数の詐称はバレると悪質だと判断され、しばらくの間、申込みすらできなくなります。

やはり、そこまで詐称できないので最初から正々堂々申告したほうがいいかもしれません。

年収が低くても、勤続年数が短くても、高額融資を望まなければ、審査は通る可能性は十分あります。